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死後事務委任契約

 少子高齢化や未婚率の増加などにより、現代では様々な理由から「おひとりさま」となって生活する人が増えています。突発的な事故や病気などでもしもの事があったときに、自分の葬儀や遺骨の取扱いをどうするのか、残した財産をどうするのか、住宅や施設との契約や電気、ガス、水道、電話などの各契約の解約手続をどうするのか、という不安を解消し、あらかじめ契約で取り決めておくのが死後事務委任契約です。
 契約の内容は自由に設定できますので、葬送の細かな内容やペットに関する事からSNSのアカウント削除に関する事まで、心配事はほぼ全て網羅できます。
 死後事務委任契約では、亡くなった後のことしか取り決めができませんので、見守り契約、任意後見契約などと組み合わせることによって、生前からサポートをすることができるようになります。

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